ーー夫婦で見つけた連携ルールと小さな余裕ーー
朝バタついて、仕事に影響したこと——ありませんか?
双子の着替え、朝食、保育園の準備、自分の支度。
すべてを終えて、予定通りに家を出る。
この“当たり前”を実現するために、
共働きの私たちは、何度も試行錯誤を繰り返してきました。
そして今では、家を出るまでの“1時間”が、我が家の勝負の時間です。
この記事では、双子育児×共働きの我が家が、
朝のバタバタを少しだけラクにするために見つけた、
連携ルールと小さな工夫をご紹介します。
朝のバタバタ、何が困る?

予定通りに家を出る——それだけのことが、なかなかうまくいきませんでした。
同じようなことで、朝からつまずくこと、ありませんか?
我が家では、こんなことで毎朝バタついていました:
- 双子の着替えが進まない(片方が脱がない、片方が遊び出す)
- 朝食がなかなか進まず、時間が読めない
- 保育園の準備が毎回ギリギリになる
- 自分の支度が後回しになり、忘れ物や遅刻の原因に
- 妻との連携がうまくいかず、無言のイライラがたまる
突破口は“連携ルール”だった
朝食、保育園の準備、自分の支度——どれも大事なのに、同時に進めるのは難しい。
我が家では、そんな朝のバタバタを乗り切るために、”連携ルール”とタイムスケジュールを作りました。
完璧じゃなくても、「誰が何を、いつやるか」をざっくり決めておくだけで、朝のバタバタに余裕が生まれました。
我が家の朝の流れ(平日・出勤前の60分)
我が家の試行錯誤したタイムスケジュールをご紹介します。
子どもたちの行動をベースに、夫婦がそれぞれ役割を分担しています。
| 時間帯 | 夫婦の動き | 子どもたちの動き |
|---|---|---|
| 6:25〜6:35 | 私:子どもたちの朝食準備・起こす 妻:自分の朝食 | 起床 |
| 6:35〜6:45 | 私:朝食準備の続き 妻:着替えサポート | それぞれ着替え |
| 6:45〜7:10 | 私:朝食を食べさせる 妻:朝食の続き・掃除・保育園の支度 | 朝食 |
| 7:10〜7:15 | 私:車を取りに行く 妻:玄関で出発準備 | 保育園の準備 |
| 7:15〜7:25 | 私:子どもたちと保育園へ出発 妻:仕事に出発 | 車で保育園に出発 |
タイムスケジュールに込めた工夫3選
我が家では、実際に動かしてみながら、少しずつ工夫を加えていきました。
ここでは、タイムスケジュールそのものに込めた、3つの工夫をご紹介します。
① 役割分担と余裕をもった時間設計
子どもたちの行動をベースに、夫婦で話し合って決めました。
「誰が何を、いつやるか」を決め、子供の機嫌で時間は変わる日々に、余裕を持った時間を確保しました。
② 入れ替えられる設計
どちらかが忙しい日でも、役割を入れ替えても問題なく動けるようにしています。
共働きだからこそ、柔軟に動ける仕組みが必要でした。
③ 声かけ+状況報告で連携
「今これやってる」「あと5分で出るよ」など、声かけと状況報告を意識しています。
無言のイライラを防ぐためにも、ちょっとした言葉が大事でした。
特別なテクニックはありません。 でも、小さな工夫の積み重ねが、私たちの朝を支えています。
まとめ|“1時間勝負”を乗り切るために

朝のバタバタは、今でも完全にはなくなりません。
でも、夫婦で本気で話し合い、タイムスケジュールを作ってみたことで、
「どうすればラクになるか」を一緒に考える時間が生まれました。
役割分担・声かけ・余裕のある時間設計——
そんな小さな工夫の積み重ねが、我が家の“1時間勝負”を支えています。
最初からうまくできたわけではありません。
妻のやり方を真似して、教えてもらいながら、少しずつ形にしていきました。
共働きだからこそ、協力し合うことが必要で、自然と“学び合う関係”になっていった気がします。
うまくいった朝は、スマホを見る余裕もできて、
そのまま仕事もうまくいく気がするんです。
次回は、朝の流れの中でも特に試行錯誤が多かった
「育児と仕事の両立をラクにする、朝食時間の改善ヒント」をテーマにお届けします。