【父親の保育参加レポート】服装・先生との距離感・子どもとの接し方、母親が知りたいリアルを公開!

「保育参加って、どんな服装で行けばいいの?」「先生との関わり方は?」「ほかの子供たちとの接し方は?」

保育園のイベント前、そんなキーワードを検索したことがある方も、きっと多いはずです。

今日は、双子の娘の保育参加に父親として初めて参加してきました。
保育参加は1日1組限定。我が家は娘が私、息子が妻という分担で、自然な流れで父親としての参加機会を得ることができました。

服装はどうする?先生や他の子どもたちとの距離感は?
初めての参加に、いろいろと不安もありましたが——
実際に参加してみると、家では見せない“園での顔”と、先生たちの“プロの技”に触れる、かけがえのない時間になりました。

この記事では、母親が気になるポイントを中心に、父親目線での保育参加のリアルをお届けします。


服装、どうする?父親なりの選択

最初に悩んだのは、服装でした。
ジャケットにシャツ、スラックス、革靴——いわゆるビジネスカジュアルを考えていたのですが、
家で子どもと接するときにそんな格好をしていると、動きづらいし疲れる

保育参加では、園庭で一緒に遊ぶ時間もあるし、抱っこしたり、しゃがんだりもする。
そう考えて、最終的にはアウトドア寄りのスタイルにしました。

パーカー、シャツ、チノパン、スニーカー。
結果的に、これで正解でした。動きやすく、汚れても気にならない。
先生方もラフな服装で、場の雰囲気にも合っていました。


他の子との接し方、先生との距離感——実際どうだった?

保育参加は1日1組限定。今日は私だけの参加で、周囲にいるのは先生方(全員女性)と子どもたち。
事前には「父親が来てること自体が珍しいのでは?」という戸惑いや、
「自分だけ男性」という居心地の悪さもありました。

でも、実際に参加してみると、先生方は自然に声をかけてくださり
子どもたちも「パパだ!」と笑顔で話しかけてくれる。
他の子どもたちとのふれあいも、思った以上に自然で、
「うまく接することができるか?」という不安はすぐに消えていきました。

今思えば、あの緊張感は全部、自分の中の思い込みだったのかもしれません。


双子の保育参加、父親として見えた“園での顔”

外遊び——娘の挑戦、息子ののびのび

保育園に着くと、2歳児クラスはちょうど外遊びの時間。
この園では、外遊びは“はだし”が基本
到着してすぐ、子どもたちは靴を脱いで園庭へ。
私も娘と息子の靴を脱がせながら、「ああ、こういう方針なんだ」と新鮮な気持ちになりました。

先生からは、「娘さんはボール遊びや、砂を容器に入れる遊びが好きですよ」と教えてもらいました。
さっそくボールを投げてみたのですが……完全に無視(笑)
娘は、砂を容器に入れる遊びに夢中でした。

また、娘は2歳を過ぎてもまだ立てず、砂場ではハイハイ。
服はすぐに砂まみれになっていきます。
毎日、家で「なんでこんなに砂がついてるんだろう?」と思っていましたが、ようやく理由がわかりました。

せっかくの機会なので、娘と一緒に“立って歩く練習”もしてみました。
手をつないで、ゆっくり一歩ずつ。ふにゃふにゃしながらも、頑張って歩こうとする娘。
その様子を見て、周りの子どもたちが自然と集まってきて、「がんばれー!」と応援してくれました。
娘も気合が入ったのか、いつもより長く、しっかりと歩いてくれた気がします。

一方、息子はというと——
ダンゴムシを見つけて、先生に虫かごに入れてもらい、それをじっと観察。
そのあと三輪車に乗ったり、園庭を走り回ったり。
家での行動とほとんど同じで、のびのびと遊んでいました。
「園でも、こんなふうに自由に過ごしてるんだな」と、安心した気持ちになりました。


室内遊び——子どもたちとのふれあいで得た気づき

室内遊びでは、他の子どもたちとのふれあいが印象的でした。
言葉にならない声で話しかけてくる子もいれば、しっかりとした日本語で「これやろう!」と誘ってくれる子も。
男の子が背中をつんつんと突いてきたり、「本読んで」と本を持ってきたり、膝の上に座ってくる子もいました。

正直、最初は「どう接すればいいんだろう?」と戸惑っていたのですが、
子どもたちのほうが興味を持ってくれて、自然に距離を縮めてくれました。

そのとき、ふと気づいたんです。
「家で双子に接するようにすればいいんだ」と。
特別なことをしようとしなくても、子どもたちはちゃんと受け入れてくれる。
その安心感が、父親としての参加をぐっと楽にしてくれました。


昼ごはんで見えた、家庭との違い

昼ごはんの準備が終わると、先生方の配慮で、私と娘、そして息子が優先的に食事させてもらえることに。
初めて知ったのですが、娘と息子は、家から持ってきたエプロンを自分たちで身に着け、手を洗い、席に着くまで——すべて一人でやっていました。
そこまで自分でできるんだと、正直驚きました。

そして食事。娘はまだスプーンが使えないので、手づかみ。
それは家と同じだったのですが、家では食べ物を投げたりすることもあるのに、保育園ではそれがまったくない。
食欲も旺盛で、おかわりをして、さらに私の食事を少し食べるほどの食べっぷりでした。

好き嫌いもなく、楽しそうに食べてくれて—— この子が保育園での食事をちゃんと楽しんでいるんだな、と安心しました。


父親が「保育参加」で得たもの

保育参加は、送迎だけでは見えない子どもの姿を、じかに感じられる貴重な機会でした。
娘の挑戦、息子ののびのび、そして他の子どもたちとのふれあい——
どれも、父親としての視点だからこそ得られた気づきだったと思います。

そしてもうひとつ、参加後に妻と子どもたちの様子を共有できたことも、大きな収穫でした。
「娘がこんなふうに頑張ってたよ」「息子は園でも自由に遊んでたよ」と伝えることで、
妻も子どもたちの成長を喜んでくれたし、夫婦の会話にも自然につながりました。

保育参加は、子どもとの時間だけでなく、夫婦の育児のチーム感を深めるきっかけにもなる——
そんな実感を持てた1日でした。


次回予告:先生たちの“プロの技”を、家で試してみたら?

保育園で見た先生たちの関わり方。
次回は、それを家庭で実践してみた話をお届けします。

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