お風呂は好き。でも、洗うのは別問題
わが家の双子育児には、毎日必ず勃発する仁義なき戦いがあります。
それは、お風呂。水遊びは大好きでプロ級なのに、体を洗うとなると話は別です。
毎日が 『遊び』と『洗浄』の攻防戦 です。
「そろそろ体を洗おうね」「どっちから洗う?」と声をかけると、
息子は手を左右に振ってイヤイヤ。娘は顔を横に振ってイヤイヤ。
かわいいけど、それで体を洗わない、なんて選択肢はありません。
強引に、二人を洗い場で洗います。──実はそれが大変です。
🧼逃亡者(娘)を確保せよ!──第一ラウンド:泡との戦い
まずは、嫌がる娘を抱っこしてお風呂から上げます。
体をそらして、全力で抵抗してくるので、毎回なかなかの力仕事です。
子供用の椅子に座らせて、髪を洗う準備をしていきます。
まず、いきなり洗うのではなく、子供たちがじっとしてくれるように、
遊び道具を準備します。私の場合、桶にお湯を張って子供たちに渡します。
子供たちは、桶のお湯をぱちゃぱちゃしたりして、遊びだします。
その間に、シャワーで髪を洗って、シャンプーで髪を泡立てていきます。
じっとしてくれたらいいのですが、
息子がお風呂の中で、広々と遊んでいるのが気になるようで、
娘が泡だらけの髪で、お風呂の縁に立ったまま、息子に話しかけてることも。
二人が目線や声でコミュニケーションを取り始めると、もうダメです。
娘が洗われていても、もう一人がお風呂から盛り上げる。
双子ならではの”連携プレー”に毎回やられます。
しかたなく、二人の会話にわって入って、娘の髪に残った泡をお湯で流します。
やっと娘の髪が終了。
🧼第二ラウンド開始!泡まみれの追っかけっこ
ここからが本番。体を洗われるのは嫌いなので、娘は狭い洗い場で逃げ出します。
追いかけながら、なんとか体を泡だらけにしていきます。
自分の体についた泡で遊ぶので、髪にもつけてしまうことも。
「もう、さっき洗ったよ」と苦笑しながら、もう一度、髪の泡を洗い流します。
そして、体の泡を洗い流して娘の体を洗うのは終わり。
娘をお風呂に戻して、次は息子の番。
機嫌がいい日は「僕の番」とわかっていて、すんなり抱っこされることもあります。
別の日には、娘のように全力で抵抗する日もあります。
双子だからなのか、息子も娘と同じです。
嫌がる息子を遊ばせながら、髪を洗って、体を洗って、お風呂に戻す。
🌀迷走する親父の試行錯誤と、決定打なき現状
とにかく、二人とも遊ぶのが楽しいようで、
僕が体を洗うのは、遊びを邪魔する障害のようなものかもしれません。
泡で遊ばせるようにしてみたり、二人の順番を変えてみたり、
おもちゃを買ってみたり──いろいろ試してはいますが、
正直、これといった決定打は見つかっていません。
そして、二人ともがそんな状態なので、
お風呂での体力も2倍で失われます。
🪞うまくいかない日も、育児の一部
妻に相談したら、妻がやっても同じく嫌がるようです。
「洗えてないわけじゃないから、いいんじゃない。大きくなったら変わるよ」
そういって、妻は今は仕方がないことと、受け入れていました。
確かにそうかもしれない。
子供たちは体を洗う大切さや意味をまだ、理解していない。
大人が感じる、汗のべったりした気持ち悪さが無くなって体がさっぱりした、
匂いが綺麗になった、とか、そういう感覚もおぼろげなのだと思います。
それでも、お風呂担当として、毎回大変なので、
子供たちには、素直に洗わせてくれるようになってほしいですね。
📣もし、あなたの家で解決策があったら、ぜひ教えてください。