🦠 インフルエンザは子どもから来る。夫婦で守る家庭内感染対策

「会社でインフル」「学級閉鎖」──家庭が止まる瞬間は突然やってくる

11月のある朝、会社のメールに「インフルエンザで休みます」という連絡が相次いだ。
その週、我が家でも「ほかの保育園でインフルエンザが流行している」という夫婦の会話になり、学級閉鎖の話もニュースで出ていた。

インフルエンザは、職場や保育園から家庭に“波”のように押し寄せてくる。
昨年度はその波に、家族全体が翻弄された。

子どもが感染すると、いやでも家庭が止まる。仕事も育児も、すべてが一時停止になる。

このとき痛感したのは──
誰かがやるのではなく、夫婦で危機意識を共有しておくことが、何よりの予防策だということでした。


🧒 子どもは予防できない。だからこそ、家庭で備える

インフルエンザは、子どもから家庭に入ってくる。これはもう“あるある”です。
大人は手洗い・マスク・予防接種などである程度防げますが、子どもはそうはいきません。

我が家の双子はまだ2歳。
本能で行動していて、何でもなめるし、いろんなものに触れる。マスクもできない。
だからこそ、家庭内での予防がすべての鍵になると感じています。


🧠 昨年度の教訓:家庭内感染はこうして広がった

昨年度は、子ども → 妻 → 私の順番で感染。
特に私がずれて発症したことで、子どもが治ったタイミングで再び感染させる可能性が出てしまい、
3日間ほど自室で過ごすことになりました。

  • トイレのタイミング
  • お風呂
  • 歯磨きの時間

すべて子どもたちの生活とずらして感染対策。
同じ家にいるのに一人暮らしのような感覚でした。

その間、妻は一人でワンオペ状態。
子どもたちの対応に加え、私のご飯の準備、お風呂、掃除などの家事もこなさなければならず、本人も病み上がり。

かなり無理をさせてしまい、妻から「死にそう」と言われたのはつらかった。
妻の母親に手伝ってもらうことで、何とか山を越えました。

私は仕事を止めざるを得ず、家庭も職場も混乱。
妻が育休中だったから何とかなったけれど、今年は復職済み
夫婦どちらが倒れても、家庭も仕事も止まる──だからこそ、予防が必要なんです。


✅ 我が家で実践している家庭内感染対策

昨年度の反省から、我が家ではインフルエンザが流行りだしたこの時期に予防に取り組みました。

💉 予防接種は「一家が止まる確率を減らす」ための選択

  • 妻が子どもたちの予防接種を済ませ、私にも「あなたは?」と声をかけてくれた
  • 「インフルエンザになったら大変だもんね」と共有し、私も接種
  • 感染を完全に防ぐものではないが、重症化を防ぎ、回復を早める可能性がある

💧 加湿・手洗い・うがいは“習慣”に

  • 加湿器は毎日掃除・給水。湿度は50〜60%を目安に
  • 手洗い・うがいは子どもと一緒に習慣化
  • 暖房などは積極的に使用。電気代をケチっても、健康は守れない

😷 マスク・温度管理も「夫婦で共有」

  • 妻から「マスクして」と言われてから、普段から着用するように
  • 子どもが昼寝する部屋は快適な温度に保つよう意識

🏥 病院の選定と役割分担

  • 子どもにインフルエンザの兆候が出たら、行く病院を事前に決めておく
  • どちらが連れていくかは、お互いの仕事状況で柔軟に対応

🌬️ 部屋は分けられない。でも、換気はできる

  • 子どもが感染した場合、隔離は難しい。だからこそ、換気を優先と妻と共有
  • 暖房をつけながらでも、1〜2時間に1回は窓を開ける
  • 親が感染した場合は、それぞれの自室で過ごすようにしている

🧠 まとめ:家庭の安心は、夫婦の共有から始まる

インフルエンザになると、仕事も育児も止まります。
だからこそ、父親として仕事を頑張るなら、家庭の予防対策も頑張るべき。
そしてそれは、夫婦で危機意識を共有することから始まります。

予防接種は「選択」。
少しでもインフルエンザにかかる可能性を下げることができて、家族の混乱を回避できるなら、受ける意味はあると思っています。

家庭内でできる対策は、誰かがやるのではなく、夫婦で話し合っておくことが何よりの備えです。
感染症の季節こそ、家族のチーム力が試されるときだと思います。

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