「お風呂イヤ期」からのヒントは、プール遊びだった
わが家の双子は、水遊びが大好き。
プールに水が入っていると、すぐに飛び込んで、1時間以上はプールで過ごします。
でも、お風呂となると「入りたくない…」と逃げ出す。同じ水なのに、なぜ?
そんな疑問から、わが家のお風呂の入り方を見直してみました。
すると、子供たちが「お風呂に入りたい」と思う工夫をすることができました。
今回は、その内容を紹介させてもらいます。
ちなみに、我が家は子供と夫婦のお風呂は完全に別で、
この記事は子供たちだけがお風呂に入り、私は服のまま洗い場にいる状態です。
🔧お風呂の“深さ”が違った──まるでプールのように遊べる工夫
我が家のお風呂は温度と水量を設定して、ボタン一つで自動でお湯をはってくれるタイプ。
いつもは39度、最小水量で設定していましたが、それだと双子は入りたくないようでした。
プールとの違いを観察すると、水の深さが違うのでは、と思うようになりました。
子供たちが湯船に座ると、顔と肩が少し出るくらいの量。
四つん這いになることも、腹ばいになることもできない。
そこで、あえて途中で手動で止めて、水位を胸より下くらいに調整。
すると、双子が自由に動けるようになり、泳ぐまねをしたり、端から飛び込んだり
──まるでプールのように遊び始めました。
水が跳ねて顔にかかるのも楽しいようで、二人とも、順番に飛び込む姿が印象的でした。
🚿「入りたい!」と思えるようになった──お風呂が待ち遠しい時間に
この変化をきっかけに、「お風呂に入るよ」と声をかけると、自然と浴室へ。
さらに、お風呂のお湯を入れ始めると「お風呂に入れて〜!」とじだんだを踏むように。
湯船に入るお湯を触るのも楽しいようです。
歌を歌いながら遊ぶと、気づけば30分の長風呂になることも。
当初は入るのがイヤ、すぐに出る、という状態だったのに、かなり変わりました。
寒くなってきた今は、温度を少し上げて、子供たちの胸の上ぐらいまで水量を増やしています。
それでも、四つん這いで遊べる程度に保つことで、今まで通り楽しんでくれています。
🧼安全対策も忘れずに──安心して遊べる環境づくり
お風呂で遊ぶようになったので、湯船に滑り止めシートを設置。
安心して遊べる環境づくりも、わが家のルールになりました。
それでも、親が見ておかないと溺れる深さ。
なので、私は洗い場で30分間、子供たちと一緒に遊びながら、見守っています。
🧑🔧パパ発の“仕組み”が定着した日──ちいさな発明の瞬間
この工夫を見つけたときは、「やった!」という気持ちでした。
しばらくはこのままお風呂に入ってくれそう、と思っています。
この入り方を、妻に共有しました。
「いいんじゃない。二人とも楽しそう」と、遊ぶ双子を見て微笑む妻の横顔がうれしかった。
わが家では珍しく、私発のルールが定着した例です。
「入りたくなるお風呂」は、双子の行動から教えてもらった、小さな発見でした。
🪞まとめ:育児の発見は、ほんの少しの工夫から
気づいたのは、お風呂の水量。わが子は水遊びが好きなのに、お風呂は違う
──その“好き”をヒントにすることで、今回の発見ができました。
「なぜ入りたくないのか?」を考えることで、工夫も変わってくる。
それが育児の発見であり、親である気持ちになれる瞬間でした。
お風呂に素直に入ってくれるようになって、逃げ回る子供たちを追いかけることがなくなったので、
少しの余裕を夫婦にもたらしてくれました。
📣あなたの家では、どうですか?
お風呂がイヤな子供たちが、お風呂に入りたくなる一歩になれば幸いです。
わが家の工夫はまだまだ発展途上。
あなたのご家庭では、どんな工夫をしていますか?