はじめに:朝ごはんって、こんなに大変だったのか
妻の育休が終わり、共働きになってから、朝は激変しました。
私も妻も会社に間に合うように、家を出る時間は決まっているので、
子供たちの朝食を予定の時間までに終わらせる必要があります。
でも、子供たちはそんなことお構いなし。
味噌汁に手を突っ込む、ご飯を握りつぶす、食器を床に投げる。
“感情のままに生きる”小さな子猫たちのように、自由そのもの。
朝からイライラして、気づけば心がぐったり。
仕事に行く前に疲れてしまう。
あなたも、そんなことありませんか?
出勤前の“朝の戦場”を、少しでも穏やかに乗り越えるために、
私はイライラの原因を探って、一つひとつに工夫を加えていきました。
この記事では、我が家で実践している朝食の工夫を紹介します。
同じような朝を過ごしている方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
なぜ朝にイライラするのか
朝からイライラして、気づけば心がぐったり。
仕事に行く前から疲れて、自分の時間もなく、仕事のモチベーションもあがらない。
そんな日々が続き、朝が嫌いになりそうだったので、
私は毎朝の“ストレス”の正体を探ってみました。
すると、いくつかの“感情の種”が絡まっていることが見えてきました。
⏰ 時間に迫られる焦り
出勤時間が決まっている。だから、朝食は時間通りに終わらせたい。
でも、子供たちは時計を気にしない。
🍽 食べてくれないことへの不安
栄養は足りているか?このまま保育園に行って大丈夫か?
食べないまま出発するのが心配になる。
🥄 食器を投げる・こぼすことへの怒り
何度注意しても、スプーンが飛ぶ。味噌汁が床に広がる。
怒りたくなるけど、伝えたいことがまだ届かない。
🧼 床の汚れが気になるストレス
パンくず、ヨーグルト、汁が飛び散った床。
きれい好きな自分にとっては、掃除できないのがストレス。
これらの感情が、毎朝一気に押し寄せてくる。
まさに“感情の波”に飲まれるような時間。
あなたの朝にも、こんな感情の種がひとつはあるかもしれません。
もしよければ、コメントで教えてください。
その感情の正体を見つけるだけでも、少しラクになるかもしれません。
我が家で実践している工夫一覧
それぞれの感情に対して、出来ることからコツコツと
様々な工夫を行ってきました。
⏰ 時間に迫られる焦りへの工夫
- 献立を事前に決める
朝に迷う時間をゼロに。前夜に「明日はパンとヨーグルト」と決めておく。 - 作り置きの活用
冷凍パン、小分けヨーグルト、レンチン野菜など、すぐ出せるものを常備。 - 前夜準備で“思考ゼロ化”
食器を並べておく、トレーにセットしておくなど、朝の脳を使わない仕組みづくり。
🍽 食べてくれない不安への工夫
- “食べてくれるもの”で回す
平日はチャレンジしない。好きなものを優先して、食べることを最優先に。 - 完食より“流れ”を重視
食べる量よりも、座って食べる習慣をつけることを意識。
🥄 食器を投げる怒りへの工夫
- 割れない食器・カトラリーに変更
メラミン素材やシリコンスプーンなど、投げても安心なものを選ぶ。 - 種類を試してみる
軽さ・形・色など、子供の好みに合うものを探すのも一つの工夫。
🧼 床の汚れストレスへの工夫
- ロボット掃除機の導入
夫婦で話し合い、雑巾がけ機能付きのモデルを選択。
高価なので、セールで型落ち品を購入。それでも十分活躍中。
🧘♂️ 全体に関わる工夫:割り切る勇気
- 完璧を目指さない
「今日は運がなかった」と思えるだけで、心が軽くなる。 - “できたこと”に目を向ける
食べた、座った、笑った——小さな達成を見つけることで、朝の空気が変わる。
🗣 全体に関わる工夫②:声かけで流れを整える
- 妻のやり方を参考に
「今はパンの時間だよ」「あと5分で出発だよ」など、流れを伝える声かけを意識。
まとめ:朝の工夫が、仕事と育児の両立を支えてくれる
朝の時間は、育児と仕事の両立において、最も負荷がかかる場面のひとつ。
子供たちは自由に動き、親は時間に追われる。
その中で、イライラが生まれるのは自然なことでした。
でも、少しずつ工夫を重ねていくことで、朝の流れが整い、時間に余裕が生まれます。
そして、出勤前に心を整えて、仕事に向かうモチベーションも高く保てるようになりました。
完璧じゃなくていい。うまくいかない日もある。
それでも、流れがあるだけで、家族も自分も前に進める。
この記事で紹介した工夫が、あなたの朝にも、少しでも役立てば嬉しいです。
「うちではこんな工夫をしているよ」「こんなことで悩んでるよ」という声があれば、ぜひコメントで教えてください。
一緒に、育児と仕事の両立を支える朝をつくっていきましょう。