──昼寝時間を“つくる”ために、午前から流れを作る
昼寝の大切さは、別の記事でお伝えしましたが、
多くの方がぶつかる壁は「どうやってその時間を確保するのか?」ではないでしょうか。
我が家もかつてはグダグダでした。昼寝に失敗して、子供たちが激怒。夫婦も休憩できない日々。
しかし、経験を繰り返して、ある習慣を導入したことで、
休日の昼寝時間が12時に定着しました。
それは、“前日からの計画”と「午前中をデザインする」という習慣です。
昼寝のために、午前をどう使うかを考える
我が家では、昼寝時間を12:00ごろに固定しています。
保育園と同じ時間帯にすることで、休日と平日でリズムが狂わないようにするためです。
この「12時の昼寝」を中心に、休日の過ごし方を前日から夫婦で計画するようになりました。
昼寝してもらうには、ある程度体力を使ってもらうことが必要です。
それでいて、子どもたちには家で遊ぶだけでなく、外に出ていろんな経験や運動もしてほしい。
だから僕たちは、前日の夜に
「どこに行くか」「何時に出発するか」を夫婦で話し合って決めています。
近場の公園や施設、イベントを開拓しながら、子どもたちが飽きずに遊べるように工夫しています。
そして、それらの外出先を探すのは、なんとなく僕の担当になっています。
2歳の子たちが思いっきり遊べるように、前日までにネットを調べたり、AIに聞いてみたり、電車の広告を見たり。
いろんな方法で情報収集しています。最後は妻に「ここに行こう」と確認して、出かける場所が決まります。
出かける場所が決まると、移動時間(渋滞含む)を調べて、現地でどうやって過ごすのかをざっくり決めていきます。
すると、出発時間が午前9時〜9時半といった具体的な時間で決まります。
それまでに家事をどう終わらせるかも自然と決まってきます。
こうして、朝の流れが整うことで、昼寝時間も守りやすくなるのです。
家事は「連携と交代」が基本
──どちらかが頑張る、は我が家にはない
休日の家事は、平日よりも多めです。
トイレ掃除、シーツの交換、掃除など、平日にはできていない家事があります。
だから、僕たちは「どちらかが頑張る」ではなく、
夫婦で役割分担しつつ、交代もできるようにしています。
片方が子どもの世話をしている間に、もう片方が家事を進める。
その逆もある。
この交代制の良さは、
「家事にかける時間を短縮できる」こと。
二人で短時間で家事を終わらせるからこそ、
午前9時の外出をスタートし、12時の昼寝に間に合わせるという目標が達成できるのです。
「今日は疲れてるから休ませて」は、我が家ではあまりないかもしれません。
平日に忙しいのは、お互い様。
だからこそ、休日はどちらかが休むのではなく、
どちらも少しずつ休みながら、家事も育児も一緒に進める。
この連携があるからこそ、午前の流れが整って、
目標とする12時の昼寝時間も守れるということです。
ただし、どちらかが友達と食事などのイベントがある場合、
家事と育児を同時にすることが難しいことがあります。
こういう時は、家事を全て終わらすことはできないので、優先順位を決めて行っています。
※このあたりの「休日の家事の流れ」については、別の記事で詳しく紹介する予定です。
まとめ:昼寝時間は、前日から“つくる”ものだった
昼寝時間は、ただ待つものじゃなくて、
前日から計画を立てて、午前の流れを整えることで“つくる”ものでした。
- 外出先を決めて
- 出発時間と帰宅時間を設定し
- ざっくりと行く場所を決めておく
- それに合わせて家事と育児を夫婦で連携して進める
12時の昼寝に向けて、家族全体で動いている。
これが我が家の休日のスタンダードです。
次回予告
次回は、第3話『双子の昼寝の習慣、どうやって“子どもたちのリズム”にしたか』。
毎回同じ時間に昼寝できるようになった背景と、我が家の取り組みをお話しします。