「家族のために何かしたい。妻の負担を少しでも減らしたい」
そう思って料理本を開いたものの、専門用語や「適量」という言葉に圧倒されて本を閉じてしまったことはありませんか?
実は、僕もその一人でした。
料理経験がほとんどない僕にとって、レシピ本の「当たり前」は決して当たり前ではありませんでした。
この記事は、何度も失敗を繰り返してきた僕が、「当時の僕が、最初に知りたかったこと」をすべて詰め込んだ備忘録です。
難しい技術は使いません。パパが迷いを捨てて、家族から「おいしいご飯をありがとう!」と言ってもらえるまでの、最短ルートをまとめました。
1. 材料(これだけ揃えば準備OK!)
- 鶏もも肉: 1枚
- 玉ねぎ、人参、じゃがいも: 各1個
- カレールー: 1/2箱(バーモントカレー甘口など)
- 水: 箱の裏に書いてある「指示通り」の量
※ここが最大のコツ: > 目分量ではなく、必ず計量カップでキッチリ測りましょう。「だいたい」をなくすことが、失敗を防ぐ一番の近道です。
- 大人用アレンジ: ウスターソース(大さじ1)

2. 事前準備:野菜を「迎える」ための基本
普通の料理本では省略されがちな、「本当の最初」の手順から始めます。
- 野菜を洗う: 人参とじゃがいもは土の中で育つので、土がついています。まずは流水でしっかり土を洗い流しましょう。
- 皮をむく: ピーラー(皮むき器)を使い、人参とじゃがいもの皮をむきます。
- 芽(め)を取り除く: じゃがいものくぼみ(芽)には毒があるので、ピーラーの角などを使って、えぐり取るようにしっかり取り除きます。
- 玉ねぎの端を切る: 茶色い皮をむいたら、上下の端(根っこと先端)を切り落とします。これで野菜が安定し、切りやすくなります。

3. 調理手順:迷わず進める5ステップ
- 切る: 野菜も肉も、すべてパパの親指の幅(約1.5〜2cm)を目安に、一口サイズに切り揃えます。
- 肉を炒める: 鍋に油を引き、中火で鶏肉を炒めます。色が変わるまで時々混ぜればOKです。
- 水を測って煮込む: 野菜を加えて軽く混ぜ、正確に測った水を入れます。沸騰したら弱火にし、じゃがいもが柔らかくなるまで(10〜15分)待ちます。
- 火を止めてルーを溶かす: ここで一度、完全に火を止めます。 ルーを割り入れ、完全に溶け切ってから、再び弱火をつけて数分煮込みます。
- 子供用を先に盛り付ける: 2歳の子供たちの分を先にお皿に盛ります。残った鍋にウスターソースを加え、1分煮込めば大人用も完成です。
4. なぜこの手順?(僕なりに考えたこだわり)
- 「親指サイズ」: 子供の喉詰めを防ぐ安全面と、火の通りを早くするためです。
- 「火を止めて溶かす」: 沸騰したままだとルーがダマになり、焦げ付きやすくなるのを防ぎます。
- 「先に取り分け」: 大人の味付けをしている間に、子供のカレーを「食べやすい温度」に自然に冷ますためです。

5. 料理の完結は「シンクが空」になるまで
煮込んでいる10分間に、使ったピーラーやまな板を洗ってしまいましょう。
食卓に座った時にキッチンが綺麗であれば、パパとしての仕事は完璧です。妻も心からリラックスして食事を楽しめます。
6. おわりに:まずは「一皿」から始めよう
僕も最初は不安でしたが、この手順なら迷わず作ることができました。
完璧じゃなくていい。「家族のためにキッチンに立つ」、その一歩が何よりかっこいいパパの姿だと思います。 子供たちがパクパク食べてくれる姿や、妻からの「ありがとう」という言葉は、何よりの報酬になりますよ。