子供の病気に夫婦でどう向き合う?—役割分担と連携のヒント

夫婦の連携

保育園からの呼び出し。
「○○くんが熱を出しました」——その一言で、夫婦の予定がすべて崩れたこと、ありませんか?

誰が迎えに行く?病院はどこ?もう一人の子はどうする?
そして、仕事は?晩御飯は?

初めて妻からLINEで「保育園から呼び出しが来た」と連絡が来たとき、
私はどう行動していいかわからず、妻に頼って何もできませんでした

でも、何度か繰り返すうちに気づいたんです。
夫婦でどう動くかで、その日の“大変さ”も、夫婦仲も、まるで違ってくる。

「どう動けば、妻の負担を減らせるか」
「どうすれば、子供の看病を支えられるか」

そんな“病気の日の午後”をどう乗り越えたか。
我が家の夫婦の連携のリアルを、少しだけ記録してみます。

🤝 夫婦で乗り越えるまで

🍼 初めての保育園からの呼び出し

初めて保育園から連絡が来たのは、妻のスマホでした。
「〇〇くんが熱を出したから、病院に連れていくね」——すでに妻は動き始めていて、僕はただLINEを見ているだけ。

何をすればいいのかわからず、つい「何をしたらいい?」と聞いてしまいました。
「そんなの、考えてよ! 私も初めてなんだから」
その一言に、僕は何も言えなくなりました。

でも、そこで終わらず、僕はさらに質問を重ねてしまったんです。
「娘はどうするの?」「保育園は?」「病院はどこ?」「晩御飯は?」——
妻は病気の子を抱えながら、元気な子のことも考えながら、僕の質問攻めに耐えていました。

家に帰ると、妻は病気の子にかかりきり。
元気な娘は「かまってほしい」と甘えてくるけれど、「ごめんね」と言われてしまう。
結果、機嫌が悪い子が二人。病気で不機嫌な子と、かまってもらえず不機嫌な子。

そして、僕を見た妻が「遅かったね」とため息ひとつ。
その瞬間、僕は家の中で居場所をなくしました。

🔄 数回の呼び出し経験を経て

何度か経験するうちに、少しずつ私も行動を変えていきました。
どうやったら妻の負担を減らせて、夫婦で子供の病気を乗り越えられるか。

ほとんどの場合、妻が動いてくれていました。
保育園から連絡を受け取ったあと、職場を早退して、子供を連れ帰り、病院へ。
その後、子供の食事・お風呂・晩御飯の準備と家事をこなしていく。

その中で、私がすぐに行動を変えれたのは、子供の食事、お風呂、晩御飯の準備でした。
妻からの連絡に対して、LINEでは子供の様子を聞きつつ、
家事のことも考えてやり取りするようになりました。

「二人とも大丈夫そう?」
「熱は出てるの?」
「晩御飯はいつも通り食べられそう?」

妻の返事を聞きつつ、自分の予定を組み立てていきます。
早退できるときは、上司に早退を申し出るようにしています。

「早退できるし、子供の晩御飯は任せて。俺たちの晩御飯はスーパーで買って帰るね」
「熱があるなら、お風呂は短めにしよう」

そうやって、私が何をやるのか伝えると、
妻からは「ありがとう。任せます」と返ってくるようになりました。

💡 夫婦の連携と一体感

もちろん、仕事で動けない時もあります。そんな時は、すぐに妻に相談する。
それだけで、妻も「どう予定を立てて動けばいいか」が建てられ、
私にやってほしいことがLINEできます。「冷やし枕を買ってきて」など

夫婦で連携することで、子供が病気になっても、
お互いの負担を増やすことなく 「なんとか乗り切れたね」と言える夜になる。

LINEのやりとりは、ただの連絡じゃなく、夫婦の連携の“確認作業”になる。
そしてその積み重ねが、家族全体の“安心と平和”をつくってくれる。

📲 保育園からの呼び出し、どう動くか

私の経験から得たヒントをまとめました。
妻が子供たちを病院に連れていく状況を想定しています。

✅ 初動のポイントまとめ

  • 生活の流れを思い出す:午後に何があるか、妻が何を担っているかを整理する
  • LINEで“子供の様子”と“家事”を確認する:ただの返事ではなく、連携のためのやりとりに
  • 自分の予定を見て、提案する:「早退できる」「晩御飯は買って帰る」など、具体的に動く

この3つを意識するだけで、病気の日の“非日常”を夫婦で乗り越えられるようになります。
そして、家族の空気も、ほんの少しだけ、明るくなる気がします。

👨‍👩‍👧‍👦 父親としての気づき

子供が病気で呼び出された時の、妻が担っている“大変さ”を知りました。

仕事を途中で早退する。保育園に迎えに行く。病院に連れて行く。診察に対応する。薬をもらう。
その間、病気でない一人の子の面倒も見る。

そのすべてを、妻が一人でこなしている。
それを理解すると、早退することの重要性も変わってきました。

🧭 まとめ

病気の日は、誰かが頑張る日じゃなくて、
夫婦で“どう乗り切るか”を連携して考える日。

生活の流れと子供の様子を見ながら、その日その日で、
コミュニケーションを取り、調整していくことが大事だと思っています。

🔜 次回予告

次回は、子供が朝に熱を出したとわかった日、
「病院に連れて行くのは誰?—双子育児での“役割分担”とその再調整」について書いてみようと思います。

一人が病気のとき、もう一人はどうする?
そして、夫婦でどう役割を分けるか——その試行錯誤を、我が家のリアルでお届けします。

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