「今日のご飯、完食でした!」
保育園の連絡帳に並ぶカラフルな献立を見るたび、離乳食を卒業した双子が、こんなにいろいろ食べられるようになったのかと嬉しくなります。
そして、ふと思いました。
「これなら、俺も料理で育児に貢献できるんじゃないか?」
共働きの毎日。少しでも妻の負担を減らしたいという純粋な気持ちで始めた“パパの料理担当”。
しかしそこには、独身時代の料理経験だけでは気づけない、幼児食ならではの“危険な落とし穴” が潜んでいました。
1. 離乳食卒業後の幼児食でパパが油断しがちなポイント
離乳食の頃は、裏ごしや味付けなしなど、パパにはハードルが高く感じられます。私も完全に妻に任せきりで、「食べさせる」ことしかできていませんでした。
ところが、保育園で大人に近いメニューを食べているのを見て、
「もう普通の料理で大丈夫だろう」
と、つい“大人基準”で考えてしまったのです。これこそが、パパが陥りやすい 「大人の常識を子供に当てはめる罠」 でした。
2. パパ料理で起きがちな幼児食の失敗5選(実体験)

料理を担当すると伝えたとき、妻は本当に喜んでくれました。二人暮らしの頃に作っていた経験もあり、私自身も少し自信がありました。
しかし、実際に作ってみると妻の表情が曇っていきます。そして言われた一言。
「これ、子供向けに作ってくれた?」
振り返ると、私はこんな“危険なミス”を連発していました。
【失敗1】スパイス強めの本格カレー
自分が食べたい味で作った結果、幼児には刺激が強すぎる料理に。「夜にお腹を壊したら?」と妻を不安にさせてしまいました。
【失敗2】うどんに味付きお揚げをトッピング
「茹でるだけで簡単」と思ったら大間違い。味付きお揚げは塩分が高く、ミニトマトは窒息リスク。安全意識の甘さを痛感しました。
【失敗3】インスタント味噌汁をそのまま出す
便利だけど、幼児には塩分が濃すぎる。大人と同じ濃さはNGでした。
【失敗4】「作るだけ」で終わる家事分担
シンクは鍋だらけ、床には食べこぼし。さらに妻の分の食事を考えていない。これでは妻の負担はむしろ増えていました。
【失敗5】大人の“適温”で提供してしまう
大人は熱さを判断できても、子供はすぐ口に入れてしまう。火傷しかけた瞬間、背筋が凍りました。
【まとめ】
私が作っていたのは、「子供のことを考えていない大人向けレシピ」 だったのです。
「作りたい」「楽したい」という自分都合が優先され、幼児食に必要な 安全・配慮・リスク管理 が抜け落ちていました。
3. パパが幼児食を安全に作るためのチェックポイント
反省した私は、幼児食の本やサイトで基礎から学び直しました。そこで気づいたのは、
“大人の薄味”くらいが、子供にはちょうどいい
ということ。今は以下のポイントを徹底しています。
- 具材は2歳児が食べやすい 一口サイズ
- ミニトマトなどは必ず 細かくカット
- 味付けは「薄いかな?」くらいでちょうどいい
- 温度は 大人が“ぬるい”と感じる程度
- 料理後は キッチンを元より綺麗にして完了
これだけで、妻の安心感がまったく違います。

4. パパ料理がもたらす「家族の笑顔」という最高の報酬
工夫を重ねるうちに、食卓の空気が大きく変わりました。一番の変化は、妻の表情です。
「あなたに任せても大丈夫」
そう思ってもらえるようになり、妻が先に座ってリラックスしてくれるようになりました。
子供たちが「おいしいね!」と完食し、それを見た妻が穏やかに笑ってくれる。その瞬間こそ、「パパが料理をする価値」 だと感じています。

【新企画】パパでも作れる!家族が笑顔になる“時短幼児食レシピ”連載スタート
今回の反省をきっかけに、これからは実際に作ってよかった 時短・幼児向け・パパでも簡単 なレシピを紹介していきます。
仕事や育児の合間を縫ってのチャレンジですので、更新は 毎週土曜日 を目安に、気長にお待ちいただけたら嬉しいです。
第1回は、この記事でも触れた 「大人も子供も同じ鍋で作れる二段構えの魔法カレー」 を詳しく紹介します。