1. 導入:「自分の時間」はなくなる。まずはその覚悟から
育休から復帰したパパ、あるいは妻が育休中で自分だけ働いているパパへ。 最初にハッキリ言います。
「育児に参加するということは、自分だけの自由時間は、ほぼなくなる」。
母親は妊娠中から少しずつ「親になる準備」をしてきたけど、父親は違います。子供が生まれた瞬間から、一気に父親として生活が変わり始めるんです。
育児に参加するということは、子供が自立するまでの間は、自分の仕事や趣味の時間を削ってでも家族を回す期間になります。
ここでは、働き方を変えることで、「仕事も育児もこなせるパパ」になれる、タイムマネジメント術を紹介したいと思います。もちろん、妻が仕事に復帰して完全共働きになっても活用できます。
今こそ「定時退社で評価を落とさず、育児もこなすタイムマネジメント術」を身につけておきましょう。
2. 上司との交渉:「定時退社」じゃなく「朝残業」でいこう

「育児があるので定時で帰ります」だけだと、どうしても「育児を優先し、仕事に向き合っていない」ように聞こえがち。上司からすると、仕事が終わってないのに、帰るのかという不安も残ります。
そこでおすすめなのが、「朝型シフト」への変更相談。
例:
「育児のため夕方は定時で退社したいです。その代わり朝は始業1時間前に出社して業務を進めます。効率化も進めるので成果は落としません。この働き方をご承認いただけませんか?」
これなら「働く時間は確保している」という安心感を上司に与えられます。
☀️ 朝の早朝出社が最適な理由
- 電話も鳴らず、話しかけられない早朝のオフィスは「自分の集中時間」。夜残業よりも高い密度で仕事が進みます。
- 妻の「朝の家事負担」を減らせる。夫が家にいると「朝食準備」など余計なタスクが増えるんです。妻にとって、いない方が楽な場合もある。
また、可能であれば、「哺乳瓶の洗浄・セット」「ゴミ出し」「妻の朝食」など見えない家事は済ませてから出ること。これで妻は、育児に集中でき、朝から家事の負担を減らすことができます。
3. 残業ゼロを実現する「AI×優先順位」

定時までに仕事を終わらせるには、能力だけじゃ限界です。「AI」活用と「優先順位」を変えましょう。
🛠️ AIに思考の整理を依頼する
- 会議の議事録は録音してAIに要約させる。
- 報告書は書きたい内容をメモ入力→AIにまとめてもらう→最後に自分がチェック。
これだけでデスクに向かう時間は大幅に短縮できます。
⚖️ 「他人が絡むタスク」を朝イチで片付ける
上司や顧客の確認が必要な仕事は最優先。自分だけで完結する仕事は後回しでもなんとかなるけど、相手の待ちが発生するタスクは夕方の残業に直結します。
4. 家に帰ったら「家事」。そして妻への「時間」を返す
定時で帰ったら、まずやるべきは「家事」。
「育児(子供)」は妻に任せ、「家事(生活)」は夫が全部引き受ける。
🏠 なぜ子供じゃなく家事なのか?
私の考えですが、育児は子供の機嫌や体調など、一日中見てないと分からないところがあります。帰宅直後に、夫が「代わるよ」と言っても、子供が泣き止まない…これはあるあるだと思います。
一方で家事はルーティン化できる作業。
- 沐浴は手順通りにやればOK。
- 夕食準備・片付けは妻が子供に集中できるように。
- 洗濯は寝かしつけ中にして、ごみ出しの準備まで終わらせる。
- 他にも、哺乳瓶を洗ったり、ミルクを作ったり、覚えれば父親もできます。
🎁 家事は入り口。最終目標は妻に「自由」を返すこと
こうして、家事をこなしても、「なぜ妻は不機嫌?」と思う時が来ます。
その答えは、妻が欲しいのは家事代行ではなく「母親業からの休憩」だから、だと思います。
目標は、家事もこなし子供も預かれて、妻に「一切のタスクがない時間」を渡すことが、一番の価値を持ちます。
🙏 「僕が仕事できるのは君のおかげ」
どうして、仕事をしているのに、家事も育児もしなきゃいけないのか。そう思った時が私にもありました。
でも、日中集中できるのは、妻が夜中の授乳や夜泣きを引き受けてくれているからかもしれません。定時で帰るのは、その削られた身を少しでも補うため。謙虚さを忘れないでください。
👨🍼 誰だって父親初心者
初めてのことばかりだと思います。けど、最初は失敗してもいいです。初めての父親なのですから。ただ、同じ失敗を繰り返さない。そうすることで、母親の信頼を獲得できていきます。
5. 家での防衛戦:妻の「不満センサー」を作動させない
せっかく早く帰っても、妻への連絡ミスで、妻の不満を爆発させては意味なし。
- 飲み会は「基本キャンセル」のキャラになる。今はそういう時期です。
- 仕事の出張など、スケジュールは妻と即共有。「聞いてない!」が最大のストレス源。
- 夜更かし禁止。スマホは寝る1時間前に手放す。睡眠不足は仕事のミスと家庭のイライラに直結します。
まとめ:今は「未来の共働き」への助走期間

「自分の時間がなくなる」「朝早くから働く」「家事を一手に引き受ける」。これは楽じゃない。
でも、妻が育休中でまだ余裕があるときこそ、このしたタイムマネジメント術を確立しておく必要があります。 妻が復帰し「共働き」が始まった時、「朝型×AI仕事術」と「家事マスター」を身につけたパパは、間違いなく家族を救う存在になります。
もし、母親が読んでいただけるのなら、父親が失敗しても文句ではなく、「こうしてほしい」と、頼っているから頑張ってほしい、という気持ちで話しかけてください。頼られたら、父親もやる気になると思います。