【実践レポート】保育園の育児を家庭で試してみたら——2歳児が“自分でやりたい”と言い出した!

🏠 はじめに:保育園の先生の工夫を、家庭でも試してみた

ついつい、子どもたちの挑戦を邪魔していた。そんな経験、ありませんか?
私も、保育参加で先生たちの関わり方を見て、驚きました。

家では「早く済ませる」ことが優先になりがち。
オムツ替えも、食事も、靴履きも——全部親がやってしまう。

でも保育園では、先生たちが “待つ”“見守る”“任せる” ことで、
子どもたちが自分で動き出していたんです。

うちは発達がゆっくりな双子なので、こうした関わり方が本当にありがたい。
とはいえ、平日は時間との戦い。全部を真似するのは難しい。

だからこそ、休日だけでも先生の工夫を家庭で試してみよう と思いました。
実際にやってみた4つの工夫と、子どもたちのリアルな反応をレポートします。


🪑 小さな椅子で「オムツ替え・着替え」を自分でやってみる時間に

家にある子ども用の椅子。机とセットで買ったものの、ずっと置物になっていました。
それをオムツ替えのときに使ってみると、保育園と同じように座ってくれて——

  • 👦 息子はズボンを脱ごうと手をかけてくれた
  • 👧 娘は足を上げて、脱がすのを手伝ってくれた

今まで親が効率的にオムツを替えていたけれど、
椅子に座ることで、子どもたちが 自発的に動いてくれる姿 が見えてきました。

時間は倍以上かかるけれど、休日なら落ち着いて見守ることができる。
この工夫は、今後も続けていきたいと思います。


🗣 食事のときは「エプロン取ってきて」から始める声かけに変える

「ご飯だよ」では動かなかった息子が、
「エプロン取ってきてね」と声をかけると、クローゼットに向かって引き出しを指さし、
自分でエプロンを取ってくれました。しかも、娘の分まで。

  • 👧 娘は動かないけれど、息子が渡してくれると素直に受け取って「つけて」とお願い

この流れが習慣になってきたのか、
朝もエプロンをつけることで、保育園に行くまでの行動がスムーズになっています。

親がエプロンをつけなくて済むようになり、少し楽になったのも嬉しいポイントです。


🍽 「座ってから食べる」ルールを決める

遊んでいるときやお菓子の時間にも、
「エプロンつけて、座って食べようね」と声をかけるようにしました。

すると、保育園と同じように——

  • 👦👧 エプロンをつけて、椅子に座ってくれるように

お菓子をこぼすことも減り、食事に集中してくれるようになりました。
個人的にも「何かをしながら食べるのは行儀が悪い」と思っているので、
この習慣は今後も続けていきたいと思います。


⏳ チャレンジを見守る時間をつくる

これは、正直まだうまくできていません。

  • 👟 靴を履こうとして逃げていく
  • 🍽 スプーンで食べようとして、机も口もべとべと
  • 🧗 階段は、つい抱っこしてしまう

子どもが自分でやろうとする姿は見守っているつもりでも、
親の思うようにいかないと、つい手を出してしまいます。

でも今回の実践を通して、
「手を出しすぎていたかもしれない」と気づけたこと が、何よりの収穫でした。

これからは、子どもよりも 親の意識を変えるために“見守る時間”をつくっていきたい と思います。


🤝 まとめ:保育園の育児は、家庭でも“育ちのきっかけ”になる

今回試してみて感じたのは、
保育園の関わり方は、家庭でも 子どもの“やってみたい”を引き出す力 があるということ。

うちの双子は発育がゆっくりで、すぐに結果が出るわけではないけれど、
「やってみようとする気持ち」が見えたこと、
そしてそれを 親が見守る時間を持てたこと は、何よりの収穫でした。


✍️ 次回予告

次回は、今回の実践を通して感じた
「効率的な育児」と「子どもの挑戦」のバランスの取り方 について、
もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

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