「お風呂イヤ!」と一言で言っても、いろんなパターンがありますよね。
我が家の2歳の双子は、お風呂でいろいろなイヤをしてきます。
“お風呂入るのが嫌”
“長くつかるのが嫌”
“体洗うのが嫌”
そのたびに、お風呂を楽しんでもらう工夫を考えています。
「もう出る!」の連鎖が始まると…
湯船に入っても1分で「もう出る!」と身を乗り出してくる日。
「まだ、お風呂から出ないで」と声をかけても、お風呂の縁によじ登ろうとする。
一人がそれを始めると、もう一人も「私も出る」と遊び感覚でマネをしだすので大変。
そんな中、「どうしたら少しでも長くお風呂につかり、みんなで楽しく過ごせるかな」と試してみた工夫があります。
🎵 童謡を歌うと、子供たちも反応する
娘は音楽が好きで、妻が歌うと楽しそうに体を揺らします。
保育園でもよく歌っているようで、連絡帳にも「手足を動かして楽しく遊んでいます」と書かれていました。
そこで、「もう出る!」の日に「おもちゃのチャチャチャ」を歌ってみたら…
- 手をパチパチ
- 満面の笑み
- 「知ってる!」という表情
息子はあまり反応しないものの、座って聞いてくれるだけでも十分。
“お風呂から出たい気持ち”が少し収まるようです。
👐 身振り手振りで、さらに盛り上がる
歌に合わせて動きをつけると、さらに盛り上がります。
- 「チャチャチャ」で手を叩く
- 水をパシャパシャ
- 二人とも大満足で遊びだす
他の童謡でも、身振り・手振り・水遊びを加えると、楽しさが倍増。
娘も息子も、お風呂から出たい気持ちはどこかに行ってしまいます。
お風呂につかりながら、一緒に歌う時間が自然に生まれました。
🏫 先生から聞く「保育園の歌」
保育園で歌っているであろう童謡を歌うと、子供たちは習った動きをしてくれます。
- 手を上にあげる
- 左右に振る
- リズムよくダンス
それ以来、たまに先生に「最近どんな歌を歌ってますか?」と聞くようにしています。
父親としては話す機会が少ないけれど、ちょっとした情報が家庭での関わりに役立つと実感しました。
⚾ なんでも歌ってみるものだ
童謡ばかりだと私がつまらないので、ある日ふと阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」を歌ってみたら、
ちょっと反応がありました。
そこで、バットを振る動作、ボールを投げる動作をしてみると、
同じように、バットを握るように手を握ったり、手を振り下ろして、水をぱちゃぱちゃしたり。
一緒に「六甲おろし」を楽しむことで、お風呂時間があっというまに過ぎていきます。
妻からは「英才教育やな」と笑われましたが、
私としては、いろんな歌を歌えて、子供たちと楽しくいられるのが何よりです。
📱 スマホで流す vs 親が歌う
もちろん、面倒な時はスマホで童謡を流してみたこともあります。
でも、うちの場合はあまり反応がなくて…。
それよりも、親が歌う方がずっと楽しそうでした。
表情を見ながら、声を合わせて、笑いながら歌う
それだけで、湯船の時間が“嫌な時間”から“ちょっとした思い出”に変わった気がします。
🎶 歌によって反応が違うのも、面白い
とはいえ、どんな歌でも盛り上がるわけではありません。
- すごく楽しんでくれる歌もある
- 無反応な歌もある
- 「今日はどれがヒットするかな」と探る
そうやって一緒に歌ってみる時間が、“その子を知る時間”になっている気もして。
お風呂の中で、歌を通じて子どもの“好き”や“今の気分”に触れられるのは、親としてちょっと嬉しい瞬間です。
🛁 お風呂は、ただの作業じゃなくて“関係を育てる時間”
お風呂って、いろんな子供たちの「イヤ」に遭遇するけど、工夫次第で
少しの工夫で“親子の時間”に変わるんだなと感じています。
当たり前のことかもしれないけど、
子育てを初めて経験している私には、どれも新しい発見でした。
うちの場合は、歌と動きがぴったりハマったけれど、
他の家庭なら、お風呂絵本だったり、お湯の色を変えることだったり、いろんな方法があると思います。
それぞれの“お風呂イヤ”に、どうしたら少しでも楽しくなるか。
そんなふうに考えながら過ごす時間も、きっと子どもとの関係を育ててくれるんじゃないかなと思っています。
また別の“お風呂イヤ”との付き合い方も、今度書いてみますね。